福島県教育委員会は25日、複数の男子生徒にわいせつな行為をしたとして、県内の市町村立中学校に勤務する男性講師(40)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 発表によると、男性講師は今年4月~9月、勤務校の音楽準備室などで、授業中や休み時間に男子生徒計42人の下半身を直接、または衣服の上から触るなどした。被害にあった生徒から話を聞いた別の生徒が教諭に相談し、発覚した。

 男性講師は昨年4月からこの中学校に勤め、音楽の授業を担当。県教委の聞き取りに「遊び感覚だった。男子なら大丈夫だと思っていた」などと釈明しているという。

 県教委による今年度の懲戒処分は今回を含め、9件に上る。丹野純一教育次長は記者会見で「綱紀粛正に取り組む中、県民の信頼を裏切り、おわび申し上げる」と謝罪した。

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