国際的なスポーツの総合大会としては、五輪に次ぐ規模のアジア競技大会(Asian Games、Asiad)。その第18回大会が開催されているインドネシアで、スポーツが好きすぎて自分の子供に「アジアンゲームズ(アジア大会)」と名付ける夫婦が現れた。

 両親の話によると、赤ちゃんは女の子で、フルネームは「アビダー・アジアンゲームズ(Abidah Asian Games)」。18日の開会式が始まる少し前、予定よりおよそ1か月早く、開催都市の一つであるパレンバン(Palembang)で生まれた。

 市内の質素な家で、赤ん坊をあやしながらインタビューに答えた父親によれば、「ファーストネームは考えてあったけれど、ラストネームはまだだった」ため、国の「歴史的な」瞬間にあやかることにしたという。