ドイツ代表は優勝候補の一角とされているものの、国内の盛り上がりは今ひとつだ。有力誌シュピーゲルの世論調査では、7割が代表の試合を「見ない」と答え、77%がW杯への関心が前回大会より「下がった」と回答した。2月に行われた別の世論調査では、今大会に否定的な要因として、回答者の8割が「開催国の人権状況」と「W杯絡みの腐敗」をともに問題視した。批判の矛先がW杯開催のあり方そのものにも向けられているのは明らかだ。
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