東京出入国在留管理局に収容されていた50代のイタリア人男性が、施設内の部屋で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。自殺とみられています。

出入国在留管理庁によりますと、18日午前7時半前、東京・港区にある「東京出入国在留管理局」に収容されていた50代のイタリア人の男性が居室内で倒れているのを、職員が発見しました。男性は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

現場の部屋に収容されていたのは死亡した男性だけで、発見時、男性は感電した状態だったということです。現場の状況から自殺とみられています。

出入国在留管理庁は、「事実関係をしっかりと確認した上で、必要な対応を検討していく。収容者が亡くなったことについては、重く受け止める必要がある」とコメントしています。