高齢者の新たな移動手段として松戸市が今月から導入する小型の電気自動車が、練習走行中に追突事故を起こしていたことがわかりました。

事故を起こしたのは、松戸市が小金原地区に今月14日から導入する「グリーン スローモビリティ」と呼ばれる小型の電気自動車です。
取り組みでは、地域の人がボランティアでドライバーを務めることになっていて、松戸市によりますと、今月2日、75歳の男性が練習で運転していたところ、市内の交差点で前に止まっていた軽乗用車に追突したということです。
この事故で軽乗用車を運転していた67歳の女性が首を打つなどして軽いけがをしました。
電気自動車には練習に参加していた地域のボランティア6人が乗っていましたが、けがはありませんでした。
アクセルとブレーキを踏み間違えたということで、松戸市はドライバーが運転に慣れるまで運行の開始を見合わせることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20221107/1080019329.html