甲府市の市立小学校で児童にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪に問われた元教諭の50歳代男の初公判が13日、甲府地裁(青木美佳裁判官)であった。元教諭は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
起訴状によると、元教諭は2月14日午後3時頃、勤務していた同校の教室で、女子児童1人の体を触るなどのわいせつな行為をしたとされる。
検察側は冒頭陳述と証拠調べで、元教諭はこの児童に対し昨年7月頃から10回以上にわたって、プールや体育の授業後などにわいせつな行為を繰り返していたと指摘。
児童の下校が遅いことを不審に思った保護者が市教委に相談して発覚したと説明した。
元教諭は3月3日に強制わいせつ容疑で逮捕され、甲府地検が同23日に起訴。県教育委員会は同24日に懲戒免職処分とした。

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