オタク「VRワイフ…?」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
同僚「オタク君さ、昼休憩にこの資料分けやっといてよw」
同僚「単純作業だからお前でもできるだろ」
オタク「え、じゃあ昼ご飯は…」
同僚「それくらい抜けよ。お前無能なんだからさ、本来能動的に自分でもできること探して周りをサポートしなきゃダメでしょ?」
同僚「会社の負担なのわかってる?」
オタク「……」
上司「おい、同僚! 飯行くぞ、奢ってやる!」
同僚「あざっすwじゃあお前、やっとけよ!」
オタク「う、うん…」 オタク「今日も身にならないような仕事を押し付けられて、四時間サービス残業か…」
オタク「何やってんだろな、俺…」ハァ
オタク「早く寝ないと身体が持たないけど、ネットサーフィンくらいはして息抜きしないとな…」ポチポチ
オタク「飯と風呂と5chだけが俺の癒しだよ」
オタク「同僚とかはヤリチンっぽいし、彼女と食事にいって、そのままエッチしたりしてるんだろうなぁ…」ポチポチ
オタク(俺も癒しがあれば…いや、彼女なんてできたことないし、この先もきっと…ん?)
【VRワイフ凄すぎワロタwww】
【マジで二次嫁がすぐそこにいて触れられるwww】
オタク「なんだ? どっかの新作エロゲの話か?」 『VRワイフは最新MRハードである「new era」のみ対応している期待の新型ソフト』
『「new era」のオーバースペック気味の新技術を活かしきった唯一のソフト』
『最新のAI学習や疑似ニューロリンク、量子回路を用いて、限りなくあなたの理想に近いリアルな女性を生成します』
オタク「『胡散臭すぎてワロタ』…っと」カタカタ
オタク「情弱かよ、仮想現実や複合現実は、グーグルやフェイスブックが必死に開発してるのに迷走気味なんだから」
オタク「こんな聞いたこともない歴史もない企業がまともなもの作れるかよ」
『あなたの生活に彩りと癒しを』
オタク「……もう少しだけ調べてみるか」 オタク「買ってしまった…実質八十万円のMR機体」ゴクリ
オタク「凄い…コントローラーのカメラで簡易なフルトラッキング(全身の動きを識別して疑似空間で再現する機能)を可能にしてるのか…」ドキドキ
オタク「グローブも重くなって触った感触を再現するようになってる」
オタク「こんなに時代は進んでたのか…もっと広報打てばいいのに」
オタク「画質も高い…本当にゲームの世界にいるみたい…!」
パッ
『こんにちは、VRワイフのシステムインターフェイスです』
『早速あなたの理想のキャラクターを生成します』
『あなたの理想を形にするための質問を行い、それをAIが解析いたします』 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています