京都市交通局は25日、地下鉄烏丸線ホームの列車案内表示器を順次更新すると発表した。
更新後の列車案内表示器は、先発列車の行先と列車の現在位置のほか、次発列車や発車時刻、駅のナンバリングの表示に対応。フルカラー液晶方式を採用し、言語は日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語で表示する。なお、現行の列車案内表示器は、3色LED方式で、先発列車の行先と現在位置を、日本語と英語の2か国語で表示している。

今回の更新を機に、改札口付近にも列車案内表示器を新設する。聴覚に障害を持つ利用者などの意見を反映したもので、改札口付近でも文字による情報を発信し、利便性の向上や災害時等における情報発信の強化を図るとしている。ただし、近鉄線との共同使用駅である竹田駅は、設置の対象外とする。