法制審議会(法相の諮問機関)の刑事法部会は24日、性犯罪への対応強化に向け、現行の刑法で13歳の「性交同意年齢」を16歳に引き上げる試案を提示した。
試案は強制性交等罪の構成要件を明確化するとともに、盗撮などを罰する「撮影罪」も新設。
被害が顕在化しにくい性犯罪の特殊性を考慮して公訴時効の5年延長も盛り込んだ。
試案は同意年齢について、13歳未満との性交はこれまで通り例外なく違反行為と規定。
一方、13歳以上16歳未満に関しては、同年齢など年齢が近い者同士の行為は違反とせず、5歳以上離れた者が性交した場合を処罰対象とした。これらに違反した場合、5年以上の拘禁刑とした。 

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