女先輩「早めに帰るって、なに、彼女とデート?笑」オタク「うう…」
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オタク「すみません、今日はサークルに出ずに帰ろうと思います」
女先輩「なに、彼女とデート?笑」
オタク「あ、いえ、そういうのじゃ…」
女先輩「えぇ~、本当? じゃあ何の用事なの?」
女先輩「定期的に早抜けするじゃん」
オタク「…いえ、あ、アニメとか、配信リアとかで…」
オタク「ちょっと自分の時間が欲しいっていうか…」
女先輩「えぇ~本当かなぁ?笑」
女先輩「隠さなくてもいいのに」
オタク(苦手だこの人…) 女後輩「センパイ、眠そうっすね」
オタク「昨日、推しVが配信延長してて…アハハ」
女先輩「オタク君寝不足なんだ」
女先輩「やっぱり彼女さんとお楽しみだったんだねえ」ニヤニヤ
オタク「いや、本当に違いますから…」
オタク「反応に困るんで、そういうのは止めてもらえたらなって…」
女先輩「えぇ、そんな隠さなくてもいいのに笑」
オタク(先輩はモテそうだし、そういうの軽そうだからなぁ…)
オタク(俺の気持ちなんてわかんないよな)ハァ
女先輩「ねえねえ、学部の子? バイト先? サークルじゃないよね?」ニヤニヤ
オタク(…本当に苦手だ) 実は処女の女先輩がオタク君を押し倒す所まで書いて欲しかったな ―帰りの電車―
オタク「はぁ…」
女後輩「センパイ悩んでますね…女先輩のことっすか?」
オタク「うん、まぁ…」
女後輩「なんだろな~アレ、性別違ったら確実にセクハラっすよね」
女後輩「本気なら空気読めないし、面白いと思ってるなら普通に質悪いっすよね」
オタク「悪い人じゃないんだけど…」
女後輩「センパイがカノジョいないとタカ括って馬鹿にしてるんすよ」
女後輩「悪気ないなら尚更悪いっす!」
女後輩「あ、すみません、センパイが女に縁がなさそうとか、そういうつもりじゃなかったんすけど、えっと…」
オタク「アハハ…」シュン オタク「…まぁ、俺が自信がないから、変な空気にしちゃってるのかなって」
オタク「あの人は悪くないよ」
女後輩「人がいいんっすから…」ハァ
女後輩「な~んか見ててしんどいんっすよね、あのやり取り」
女後輩「センパイが降参してても、気付かないフリしてネチネチやってる感じ」
女後輩「心優しい後輩ちゃんは、敬愛するセンパイがネチネチ嬲られてるのを見せられて気が重いっすよ」
オタク「考え過ぎだと思うけど…」
女後輩「あ…そうっす!」パンッ
女後輩「ウチが一日センパイとデートしてあげますよ、デート!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています