Aの常連客は稲田さんの印象をこう語る。
「身長は150センチぐらいと小柄ですが、堀北真希に似た美人です。お客さんがいない時は冬でもガウンを着て、『来てください』って朝方までチラシを配っていました。客の趣味に合わせてコアなビジュアル系バンドの曲やアニメソングを歌ったりと、接客も丁寧で人気者でした」

 2000年には西宮市内の総戸数1000戸を超えるマンモス団地の一角にある、新築の集合住宅を約4500万円で購入。登記簿によれば約2400万円のローンを組んでいる。ここでごく普通の家庭を築いていた。
「高校生と20歳ぐらいの娘さんと、小柄で美人の奥さんとの4人家族。最近も、娘さん2人と宮本さんで電車に乗って出かける姿を見ました。どこにでもいる普通のお父さんという印象です」(近隣住民)


 宮本と稲田さんの人生が交差したのは約4年前のこと。Aを訪れた宮本は稲田さんに入れ揚げ、店に通い詰めるようになった。
「店ではいつもスーツ姿で、カウンターの端の席が定位置。“まゆちゃん推し”で、焼酎を静かに飲みながら彼女と話していることが多かったですが、相手にされず放っておかれると不機嫌になり、キレて揉め事になったこともある。Aのオーナーが『もう来んといてくれ』と出禁通告したこともあったそうです」(Aの関係者)

「あいつは『ごまちゃん』にも毎日のようにおったで。半年で10回ぐらい行ったけど、毎回会いましたわ。僕らは11時半とかに行って1時間ぐらいで帰るんやけど、それより早くからいて、遅くまで残ってましたね。あんまり口を開かず、『毎日おるな。どんだけ好きやねん』っていじったことありますけど、愛想笑いぐらいでしたね」(客の一人)
 団地に妻と娘を残して、娘ほどの年齢の稲田さんに連日会いに行く宮本。カラオケでは小田和正のほか、稲田さんが好きなアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の歌を覚え、無理な裏声で歌うこともあったという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/63085d04141f8ea71cfea6bf743619bf9535f541
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