「長崎は今日も雨だった」などで知られる作曲家の彩木雅夫(さいき・まさお、本名新居一芳=あらい・かずよし)さんが16日、肺炎のため死去した。89歳だった。葬儀は近親者で済ませた。
〔写真特集〕追悼2022

 北海道帯広市出身。独学で作曲を学び、北海道放送のディレクター時代に作曲家としてデビュー。森進一さんの「花と蝶(ちょう)」、内山田洋とクールファイブの「長崎は今日も雨だった」、殿さまキングスの「なみだの操」など多くのヒット曲を世に送り出した。
 お別れの会(音楽葬)は11月3日午後1時から札幌市中央区南10条西3の1の1の札幌パークホテルで。喪主は長男弘章(ひろあき)さんと長女の蛯子有香(えびこ・ゆか)さん。