物価が高騰するなか、年金支給額が去年に比べて減少しています。

■年金支給日にATM混雑「物価高に不安」

 14日、都内至る所のATMが、朝から高齢者で混雑しました。

 この日は2カ月に1度の年金支給日。この日を待ちわびていたという女性。

 83歳(年金6万5000円/月):「残高がね4000円しかなかった」「(Q.きのうまで?)うん。どうしようと思った」「(Q.住まいは?)都営住宅」

 家賃などの固定費の他に、特に金がかかるようになったのが生活費です。

 83歳:「生活に余裕はないよ、この物価高じゃあ。お父さんから頂いた1カ月の生活費で、あたし足らないもん。全部食費よ。全部食費」

 ひと月あたり、およそ10万円の支給を受けている女性も、最近の物価高に不安を感じていました。

 88歳(年金9万8000円/月):「電気料が一番大きいよね。この間、暑い盛りで4000円くらい、いつもより多かった。年金は下がるばっかりなのに、モノ(物価)が上がるっていうことは、やはり不安ですね。生活これからもしていかないとならないし」

■年金支給額が減少「食費は一日2000円」


https://news.yahoo.co.jp/articles/3013cd6e2171cb7d4009f7b4d34b053dc60d9868