ベトナム拠点が主流 進化する「海賊版サイト」

インターネット上に漫画などの出版物を違法に掲載する「海賊版サイト」の被害が止まらない。
捜査が困難な海外に運営拠点を置くほか、大量のアクセスがあっても利用者がスムーズに閲覧でき、
サーバー費用も安価に抑えられる仕組みを採用するなど、手口は日進月歩。平成30年の最盛期には
月間約1億回のアクセスを数え、〝史上最悪〟といわれた海賊版サイト「漫画村」の閉鎖後も、
業界の対策をすり抜ける形で被害は膨らみ続けている。

手口が巧妙化

「漫画村の閉鎖は、海賊版サイトの終わりではなく跋扈(ばっこ)の始まりだった。後継サイトの成長スピードが格段に上昇している」

https://www.sankei.com/article/20221010-ICCIMH5L4JJO5JVYNB2PWYLQMY/