安倍氏銃撃現場めぐり奈良市に抗議電話が急増 業務に支障も

安倍晋三元首相が銃撃された現場に形のあるものを残さないと奈良市が発表したことをめぐり、
市に抗議などの電話が寄せられ、職員の業務に支障が生じていることがわかった。
仲川げん市長が13日の定例会見で明らかにした。

市は現場に目印や碑を作らず、付近の歩道に花壇を設けることを4日に発表。
以後12日までに市には、発表に対する電話が269件寄せられた。うち255件が市の判断に否定的で、
「形で後世に残してほしい」などという内容だった。県外からの電話が多いといい、担当課が対応に追われているという。
仲川市長は「熟考した上での判断で、今回の整備についてはこの形で区切るのが大事だろう」と述べた。

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