去年6月、大阪市北区でカラオケパブを経営していた稲田真優子さん(当時25歳)が店内で殺害された状態で見つかった事件。
 殺人の罪に問われているのは、この店の常連客だった宮本浩志被告、57歳。

 「まゆさんずるいよ。なんでそんなにかわいいの?どうしても嫌いになれないや」
 「天使なのか妖精なのか小悪魔なのか。。。」
 「めっちゃかわいいよ。好きだなぁ~」
 「記念の日に写真も撮らせてくれないなんてまゆさんにとってはごみなんだなー。これからはごみなりに接するようにしますね」

「いっぱい掛かってきて怖いんですが何が聞きたいんですか?」(稲田さん)
 「電話出て」、「出ないのが、悪いでしょ」、「出るまでかけるよ」(宮本被告)

 しかし、9月16日に開かれた初公判の冒頭で、宮本被告は突然…。

 「被害者遺族の意図をくむように、ぜひとも死刑でお願いします。いかなる質問も答えることはありません」(宮本被告)

 この発言以外は黙秘しました。

 「起訴事実は認めますか?認めないですか?」(裁判長)
 「・・・」(宮本被告)
 「お話しない?」(裁判長)
 「・・・」(宮本被告)

 弁護側は「犯人かどうかを争う」として無罪を主張しています。

 また、今月5日の裁判では
 「自分の言いたいことを言わせていただきます。私の中のもう一人の私が第三者的な立場から見ていて、検察官が頼りないかなという感じを抱きました」(宮本被告)
 同じような質問を何度もされたなど、宮本被告は数分にわたりとうとうと検察側への批判を述べました。

 「改めて死刑を望まれる理由をおうかがいしたいです」(裁判員)
 「・・・」(宮本被告)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a718b885b35f11d46e0e81e955c298800a340368