俺「荷物も持たずにどうしたんだ?」

桜「え、えーとその…」

俺「………【駆】か」

桜「ほえ!?な、なんで分かるの…?」

俺「あいつ、この前俺の家まで来たんだ」

桜「そ、そうだったんだ…もしかして小狼君のこと好きだったりするのかな」

俺「その割には服に噛み付いてくるわ叩いてくるわで些か愛情表現が過剰な気もするけどな」

桜「あ、てことは小狼君の家にいるのかも!」

俺「ちょうど帰るところだったし一緒に行くか」

桜「うん!えへへ、小狼君に会えたしちょっとラッキーだったかも」