小悪党「残念だったなぁ、主人公!お前は俺様の計略の中!」
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味方隊長「馬鹿な、王国軍の数があまりに少ない。これは…?」
主人公「何かがおかしいです!撤退を…」
小悪党「ギャハハハハ、罠に嵌めた獣をむざむざ逃がすかよ!」
主人公「お前は、帝国軍の…!」
小悪党「お前の無能上司が雇った傭兵は、ぜーんぶ帝国軍の唾付きなんだよ!」
小悪党「俺様あったまいい!!」
小悪党「テメェの実績しか考えてない馬鹿を手玉に取るのは簡単だったぜえ!」
味方隊長「なんだと…?」
小悪党「たった二千の兵で高名な武将さんが出て来てくれるなんてねぇ」
小悪党「お前らは皆死ぬんだよ馬鹿がよォ!」
こういうRPG序盤の主人公の見せ場引き立てるためだけの外道小悪党いいよな 小悪党「ガンダラ谷の戦役じゃ世話になったな主人公…」
小悪党「お前のせいで、結果しか見ない馬鹿な老人共から、俺様は英雄様から戦犯扱いよ!」
小悪党「が…化け物なお前も、こうして女が人質にされちゃあ形無しってか、ギャハハ!」
小悪党「色男は辛いねぇ!」
ヒロイン「主人公…ごめん」
ヒロイン「アタシなんか気にせずに、こんな奴…!」
主人公「…くっ」
小悪党「借りはきっちり返す質なんでねぇええええええ!」
小悪党「お前みたいな何も考えてないカスが、俺様の夢を邪魔しやがって!死に晒しやがれ!」
こういう主人公に粘着して大暴れする一面も見せてほしいよな 味方隊長「敵のゼンニン将軍は、帝国に珍しい民を想う英雄の心を持つ人物だと聞いている…」
味方隊長「そして何より、一流の武人だ」
味方隊長「だが、これは戦争…決して手心を加えるなよ」
主人公「…はい」
主人公(だが、ゼンニン将軍は、俺の本当の親かもしれない人…!)グッ
―敵の本陣―
主人公「決着を付けに来たぞ、将軍…こ、これは!?」
敵将軍「君が、私に毒を盛ったのかね…?」
小悪党「何を言うんですか、ゼンニン様」ニヤリ
小悪党「貴方は目前の主人公君に負ける…ということになっているんです」
小悪党「貴方…円卓会議で邪魔者扱いされてるんですよ」ニヤリ
小悪党「ゲスー将軍から、貴方を暗殺すれば代わりに将軍の代に付けるよう口添えしてもらえるとね」
敵将軍「こんな奴に、帝国の未来を託すわけには…ぐふっ」
小悪党「さて、珍しく利害が一致しましたなぁ、主人公」
小悪党「ここは見逃してやっても…」
キィン
主人公「このクソ野郎がぁっ!」
小悪党「やれやれ、物分かりの悪い奴だ」ニィイ
プレイヤーから憎まれながらも物語の重要なイベントのキーであってほしい 味方「この村…魔物だらけだ!」
主人公「くっ、何故こんなことに!」ザシュッ
ゾンビ「痛イヨ…オ母サ…」バタッ
主人公「まさか、こいつら、元人間…!」
小悪党「おやおや、我々の実験場に来るとは」
主人公「お前は小悪党…!」
小悪党「今は帝国八戦神の末席、小悪党大将軍様なんだよクソガキィ!」ギャハハハ
主人公「この村の人達を魔物に変えたのはお前か!」
小悪党「だとしたらなんだ?止めてみるか、ええ?」
小悪党「今までの俺様とは違う。ここで決着をつけてやるよ主人公!」
物語後半で壮大に決着つけてほしいよな 主人公「もう終わりだ…部下も逃げ出したぞ!」ゼェゼェ
小悪党「…夢を叶える方法って知ってるか、主人公?」
主人公「何を…?」
小悪党「目標をシンプルに定めて…心を殺して行動に徹し…必要のない余計なことは全て切り捨てる…!」
小悪党「そうすればいつだって、最後に勝つのはこの俺様だ!」
味方「この魔法陣…肉体変化の!? 魔物になるつもりか!」
小悪党「違うね…魔人さ! これが俺様の実験の成果…!」
小悪党「俺様はこんなところで終わらない!八戦神の第一次席に座り、この帝国を自在に操る王となる!」
しぶとく第二形態も持っていてほしい 味方「ついに帝国の本城に踏み込んだ!」
味方「王国軍の勝利は確定だ!」
味方「仕上げに帝国に忌むべき予言を持ち込んだ呪いの巫女…姫を捕らえる」
味方「あの巫女がいる限り、帝国の戦乱の意志は継がれていくだろう…」
主人公(軍人が女の子を付け回すなんて…)
主人公(いや、これが戦争か)
味方「姫は火の回る城の上階へと向かったという」
味方「何か逃げる算段があるのかもしれん!追うぞ!」
主人公「はい…」 味方「出てこい!呪いの巫女よ!」ドガッ
味方「姫はどこに…」
主人公「な…お前は!あの村の戦いで死んだはずじゃ…!」
小悪党「クク…俺様の女装姿はなかなかだっただろ?」
小悪党「つられてこんなところまで来やがってホモ野郎共!」
小悪党「姫様はとうに逃げ出したんだよ馬鹿が!」
小悪党「燃え盛る城で、俺様と心中してもらうぜ主人公!」
主人公「なんで…帝国はもう壊滅するんだ!何のために!」
小悪党「……」
幼少期姫『私はお父様の道具だから…この部屋から出られないの』
幼少期小悪党『ぼくはただの小間使いの奴隷だけど…でも!』グッ
幼少期小悪党『ぼくがこの国一番の騎士になって、君を自由にするから!』
小悪党「残念だったなぁ、主人公!」
小悪党「お前は最後まで、俺様の計略の中なんだよ!」
最終決戦でちょっとだけ背景が見えて悲しい気持ちになりたい 名前が「ツンデレちゃん」なのに
面倒見の良い姉御肌先輩ムーブしてるような違和感がある
属性の名称からキャラを作ると矛盾が起きるから
キャラの容姿、性格、言動、行動を決めてそこから初めて
属性に割り振った方がいい >>10
小悪党っぽい奴が実は信念以て女の子のために動いてる奴やったら熱いやん 小悪党「また、俺様が、負けるのか…?」
主人公「こんなに強い奴だったなんて…」ゼェゼェ
小悪党「だが、お互いここまで…!」ニイ
ドラゴン『主人公…!私の背に乗って!』バッ
主人公「お前…ヒロインなのか!?」
ドラゴン『実は私、竜族の末裔だったの…。ほら、早く焼け落ちる城から逃げるわよ!』 小悪党「…もう、指一本、動かせない…」
ドラゴン『…今更命乞い?』
小悪党「どこかお前のことを、友のように感じていた…主人公。お前の手で、殺してくれ…」
主人公「…いいさ」ザッ
小悪党「ありがとう…主人公」
小悪党「その甘さが好きだったぜ」ガシャ
ドラゴン『指一本動かないって…!』
小悪党「生身はな。だが、お前のせいで、左手はとうに義手なんだよ!俺様と一緒に死んでもらうぜ!」
ズドン
主人公「がはっ…!」
ドラゴン『主人公…!早く王国に戻って治療するわよ!』バッ
小悪党「焼け落ちる城に一人…これが俺の最期、か」
小悪党「ククッ、これだけ汚れた手で、今更君の横に立ちたいなんて思わないさ」
小悪党「願わくば、君がどこかで自由に生きていることを…」
ガシャアアン
最期まで卑怯な奴だったことは崩さないでほしい >>11
ならそういう描写をせぇ
飛び飛びのダイジェストじゃ分からん >>17
主人公道連れにしようとして失敗して死んだで 味方「こんな小さい村に、呪いの姫がいるとはな!」ジャキン
姫「…っ!」
味方「帝国が滅んだのに、兵が何十万と死んだのに、王族がのうのうと生き延びてるなんておかしなことだと思わないか?」
姫「いえ…」
車椅子の小悪党「どうしたの、村娘ちゃん」ギィギィ
主人公「お前っ…!」
姫「この人は、関係ありません…」
姫「記憶喪失で…どころか、三日前のことも忘れてしまうような状態なんです」
主人公「……」
姫「私なら、投降しますから…彼は…」
主人公「戻りましょう…味方さん」
味方「お、おい!」
主人公「…この村には、呪いの姫なんていませんでした」
エンディング後のストーリーでちょっとだけ報われていてほしい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています