0001風吹けば名無し
2022/10/08(土) 17:19:20.67ID:ZUh3l8lC0千鳥の曲(ちどりのきょく)は、吉沢検校(寛政12年(1800年)-明治5年)が作曲した楽曲。
器楽部分である手事は二つの部分に分かれ、前半は最初ゆったりしており、そのあと次第に早くなる。
「序」とか「波の部」と呼ばれ、箏で波が寄せ返す様、胡弓が和音で松風の音を描写している。また楽箏と笙の合奏のようにも聴こえる。
後半は「千鳥の部」と呼ばれる。
まず箏、胡弓共に千鳥の鳴き声の暗示で始まり、次第にテンポを速くし、描写から離れて純音楽的展開を見せ、盛り上がる。このあたりは曲全体の山場で、箏と胡弓のからみ合い、掛け合いが素晴らしい。
やがてゆっくりになり、箏が風を暗示する手法「摺り爪」を奏して一段落し、後唄に続く。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E6%B2%A2%E6%A4%9C%E6%A0%A1