愛知県の渡辺昇県議(53)=自民=が、キューバで同性婚の合法化などの賛否を問う国民投票で賛成多数だったことを紹介したネット交流サービス(SNS)の投稿に対し、「同性結婚なんて気持ち悪い事は大反対」とのコメントを書き込んでいた。渡辺氏は3日、取材に対し「あのようなコメントを投稿し悪かったと反省している」と述べた。4日に抗議文の提出を予定している市民団体の関係者らと面会し、直接謝罪するとしている。

 渡辺氏は9月27日、ジェンダー平等を求める当事者団体「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の井田奈穂事務局長がフェイスブックに投稿した記事にコメントを書き込んだが、現在は削除されている。

 井田事務局長は「多くの性的マイノリティーの人たちの人権と尊厳を著しく傷つける、許しがたい差別発言」として、LGBTQ(性的少数者)など当事者と県議会を訪れ、須崎幹議長らに抗議文を手渡す。

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