面識のない男性に数十分間借金をせがんでつきまとい、現金をだまし取ったとして、警察は35歳の男を再逮捕しました。男は先月にも同様の手口で逮捕されていて、警察は余罪の可能性もあるとみて調べています。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、広島県坂町に住む解体工の男(35)です。警察によりますと、男は去年11月、広島市安佐南区祇園の集合住宅の敷地内で会社員の男性(20)に、「生活で困っている」「返すから、あるだけのお金を貸してもらいたい」などと嘘を言い、現金2万1000円をだまし取った疑いがもたれています。

男は調べに対して、「間違いない」と容疑を認めているということです。

警察によりますと、男は面識のない男性に路上で声をかけて、数十分間にわってしつこくつきまとって借金をせがんだとみられます。

男は9月にも面識のない大学生から、同様の手口で15万円をだましとったとして逮捕されていて(3日付で処分保留)、警察は、同様の手口による被害が県内で他にも複数確認されていることから、男の余罪についても調べをすすめているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/12f76a7b856cba03f284adc37830b4c4855574a6