広島県出身で、1976年センバツ優勝投手の黒田真二さんが死去したことが、関係者への取材でわかった。死因は肺がん。62歳。
黒田さんは広島県東城町(現.庄原市)出身。本格派右腕として高校、社会人で活躍し、82年ドラフト外でヤクルトに入団した。現役5年間で通算49試合に登板して0勝7敗2セーブ、防御率5・07という成績を残した。
黒田さんは、1976年センバツで崇徳のエースとして、決勝戦では栃木県の小山を完封し、初優勝に導いた。
ドラフトでは広島入りを熱望し、日本ハムの1位指名を拒否した。社会人を経て1982年ドラフト外でヤクルト入りした。87年の現役引退後は打撃投手を務め、99年限りで退団していた。
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