0001風吹けば名無し
2022/10/01(土) 22:50:56.68ID:4ctsXnyb0【ニューヨーク=吉田圭織】米ニューヨークで開催中の国連総会は3年ぶりの対面会議となったが、国連改革など具体的な成果は見えない。
混迷の背景に強権国家の攻勢に加え、民主主義の劣化とそれに失望した新興国の離反がある。
世界の10人に7人が強権国家に住み、民主主義はいまや3人未満――。
英オックスフォード大の研究者らが運営する「アワー・ワールド・イン・データ」の調査でこんな傾向がわかった。
強権主義の台頭で、民主主義国家に住む人口はこの10年間で2割以上も減った。いまでは全体の29.3%と、強権国家70.7%の半分に満たない少数派に転じた。
スウェーデンの民主主義・選挙支援国際研究所(IDEA)によると、2016年以降、ジンバブエやベネズエラなど20カ国が権威主義に変わった。
民主化した国の3倍のペースで増え続けており「こうした傾向は(冷戦全盛期の)1975年以来だ」という。