「長崎は今日も雨だった」などのヒット曲で知られる作曲家の彩木雅夫(さいき・まさお、本名新居一芳=あらい・かずよし)さんが16日、肺炎のため死去した。89歳。北海道出身。密葬を行った。喪主は長男弘章(ひろあき)氏と長女蛯子有香(えびこ・ゆか)さん。
 音楽葬を11月3日午後1時から、札幌市中央区南十条西3の1の1、札幌パークホテルで開く。

 北海道放送(HBC)に勤務しながら作曲家として活動。森進一さんの「花と蝶」、内山田洋とクールファイブの「長崎は今日も雨だった」、殿さまキングスの「なみだの操」など、1960〜70年代を中心に計200曲以上を発表した。