「過去の成功体験すべて忘れ、十分な対策を」…国葬に即位礼・五輪並み「最高警備本部」

国内外から多くの要人が参列する安倍晋三・元首相の国葬(国葬儀)に向け、東京都内で警備が強化されている。警視庁は国葬当日の27日に大石吉彦警視総監を長とする「最高警備本部」を設置し、最大級の態勢で警戒を行う。

「過去の成功体験はすべて忘れ、十分な対策を講じてほしい」。先月下旬、警視庁内部の会議で大石警視総監はそう述べ、国葬警備に万全を期すよう担当幹部らに強く指示した。