0001風吹けば名無し
2022/09/20(火) 14:41:20.99ID:cKDauN6J0官公庁などは主に民間の警備会社が警備を担当している。要人警護のあり方が問題化する中、警視庁は「重大な事案につながりかねない」として注意喚起している。
捜査関係者によると、東京都品川区の無職の男(22)。8月24日夕に霞が関の外務省庁舎に侵入したとして、同30日に建造物侵入容疑で逮捕されていた。
男はインターネット上で衆院議員用のバッジの偽物を購入し、スーツ姿で議員になりすまして外務省の中央玄関から侵入した。庁舎内を歩き回り、大臣室の近くまで立ち入っていたという。不審な行動に気づいた職員が警視庁に通報し、防犯カメラの捜査などで特定された。
逮捕後の調べに「偉い人の気分になりたかった」と供述し、「同じ方法で国会議事堂や国土交通省、経済産業省、厚生労働省などにも入った」と話したという。捜査の結果、国会や国交省など複数の庁舎への侵入が確認された。
官公庁では通常、係員が来訪者の訪問先を確認したり、本人確認を行ったりしている。だが、国会議員の場合は、顔や議員バッジの確認で済まされるケースが多く、確認が不十分だった可能性がある。
各省庁は「今後は必要に応じて訪問先や名前を確認する」(国交省)などと警備の強化を検討している。