これに対して、きょうの判決で東京高裁は、「被告は2人とも危険性について注意を受けたことがなく、この火災以前にも、作品の照明として実際に使われていたことを認識していた」と指摘。その上で、「わずかな注意を払えば、火災の発生を十分に予見できたと認めるのは、困難と言わざるを得ない」と判断した。