ボルシア・メンヒェングラートバッハは、日本代表DF板倉滉が靭帯部分断裂の重傷を負ったことを発表した。

今夏の移籍市場で、マンチェスター・シティからボルシアMGに加入した板倉。移籍以降、ダニエル・ファルケ監督の信頼を勝ち取り、ブンデスリーガ開幕戦からフル出場するなどここまで公式戦6試合でピッチに立っている。

スコアレスドローに終わったフライブルク戦を出場停止により欠場した板倉だが、12日のトレーニングには参加している。しかし、ここで左膝を負傷してしまったようだ。

ボルシアMGは12日、声明の中で「コウ・イタクラは月曜日のトレーニングで左膝の内側側副靭帯の部分断裂を負った。手術の必要はなく、保存的な治療を受けることになる。ワールドカップブレイクまでボルシアの公式戦でプレーできない見込みだ」と伝えた。

またボルシアMGは、フライブルク戦で負傷したフロリアン・ノイハウスが右膝後十字靭帯の部分断裂を負ったことも併せて発表。同選手も手術の必要はないものの、現在今後の治療法を検討するようだ。そのため離脱期間は定かではないが、数週間をベンチ外で過ごすことになると予想されている。

板倉の離脱はボルシアMGだけではなく、ワールドカップを控える日本代表にとっても大きな痛手。9月のインターナショナルブレイクを欠場することは確実で、さらに11月23日に初戦を迎えるカタールでの大舞台に立てるかも現時点で不透明だ。