吃音ワイの思い出を晒していく
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最初の記憶は小学校低学年の国語の音読や
スイミーの「桃色のサンゴのようなイソギンチャク」で
いぃぃ↑そぎんちゃくゥウウ、となったのが始まり トラウマが原因やったらそれ自覚したら治らんもんなんか? >>3
お前は自業自得やけど、小さい子供とかがこれキッカケでなってまう事もあるらしい
可哀想や 俺の上司が吃音でそいつにめっちゃパワハラされたから吃音怖いわ ちょっと飛んで小6の算数の話や
宿題を順番に当てられてったんだけど、ワイの答えは「1」やった
「あいうえお」が苦手なワイは「宿題忘れました」と言うしかなかった >>10
吃音のくせに人に強く当たれるのが理解できん
色んなタイプがいるんやな 吃音の子ちゃんと宿題やって来てたのに中々喋り出せずにいたら「はい、次~」って飛ばされてたの可哀想だった なるほど、苦手な音というか発音があるのか それは難儀やな >>12
そいつは精神めちゃ強だったからそこは凄い
自己防衛のために他人に強く当たってたんだろうけど、皆んなに嫌われていた 続いて中1のエピソード
当時学年委員長だったワイは、全校集会で一年の目標を発表することになっていた
しかし怖気付いたワイは直前になって体調不良と嘘をつき保健室に逃げた
代わりに副委員長の渡辺さんが発表してくれたらしい
その後「も〜ワイ君のせいでいきなり発表する事になって緊張したんだよ〜」ホッペプクー
とした時の表情は一生忘れないだろう 周りの理解が深まると楽に過ごせるようになるな
特に教師には 吃音者だって落語協会会長にまでなれんだから努力次第よ >>18
なんやねんその青春エピソード 同情して損したわ かかか可哀想
ななななにか対策はないんか?
くくく薬とかあるんか? 吃音症に会ったことないやが落ち着いて話しても無理なん?
家で家族と話すとか >>23
もう亡くなったけど三遊亭圓歌って人や
ちなみに先代の師匠も吃音者だった >>20
そんな感じかな
キレやすくてキレたらめちゃくちゃ吃音で怒鳴り散らすからトラウマや 続いて中3のエピソードや
同じ塾のA君が、ある時から急に「えーと」ってやたら言うようになったんやが、その様子を見たワイに衝撃が走った
ワイは難発性吃音っていって主に「...イソギンチャク」みたいな感じやった
それなら声が出るまでえーっとあのーで繋げばええやん!と閃いた
しかしこれが間違いやった >>30
それからワイは「えーっと」「あのー」を駆使して吃音を誤魔化すようになった
最初のうちは良かったがだんだんと言えない時間が長くなり、それに伴い「えーーっと」も異様に長くなってきた
明らかにおかしいのは自分でもわかっていたが、もう自分でも制御できない
このえーーっとがしばらくワイを苦しめる事になる
ちなみにA君の「えーっと」はいつの間にか治っていた
今考えると馬鹿にしていたと思われてたかもしれない イッチみたいに大多数の吃音者は辛い思いして優しい奴になってると信じてるで‥ 「えーーーーーーっと」発生頻度が上がり、もはや半分以上えーと言っていたワイは、それまで「アイウエオ」だけ苦手やったのに全ての音が苦手になってしまった
こうなるともう話すのが怖い 第一声が本当に出ない
深呼吸して発声すれば多少マシになるって頭では分かってるのにいざ話すと軽いパニックになって無理なんだわ 高一の最初の国語の授業は音読だった
「水の東西」とかいう評論を出席番号順に読んでいくわけだが、
出席番号6のワイは気が気じゃない
音読開始直後からなんとか逃げる方法を考え始めた
色々考えた末にトイレに行くことにした
しかし「先生、トイレ行ってきます」なんてもっと言えない >>37
覚悟を決めたワイは徐に手を上げた
先生が気がついてこちらを見る
ワイ無言
先生が近づいてくる
よし、しめた!
ワイはノートの端に書いた「トイレ」の文字を指でトントンする
「なんだ、口で言いなさいよ」と言い先生は去っていった
そしてワイはトイレに逃げた
その後の休み時間では、お前の中学書いて伝えるタイプだったのかよwwという予想通りの展開になった
我ながらバカだけど賢い >>35
気にするのが一番良くない
咳やくしゃみと同じやと思えばええで >>26
緊張すると悪化するけど、リラックスしてても一定以上減ることはないな
ほんとこの辺は個人差や 高校時代は発言の機会こそ減ったが、発表ではことごとく吃った
一番印象深いのは高二の国語のテスト返却や
当時赤点を連発していたワイを見かねた先生は、なんとか評定で赤点回避されようとしてくれたんやろう
模範解答を配布された状態で「ワイくん、問1は?」という謎の問答が繰り返された
しかしワイには答えられない
むしろ言えて当然という状況がプレッシャーとなり余計に吃った
あれは地獄のような45分やった >>41
そうなんか
緊張してたら吃るのは分かるけど平常時でも吃るのはほんと不思議や 高校の部活編や
ワイの部活は時々プレゼンの機会があったんやが、一年の時はマジで一言も話せなかった
しかし2年に上がって後輩が入ってくると、不思議と吃りが軽くなった
この時、結局メンタルの問題なんやと実感した 症状も人によって差があるけど解決方法も人によって差がある
個人的に思うことは文章を読んでいて詰まるのは吃音じゃなくて文章が理解できないアホなだけや 大学に入ると多少は吃音も落ち着いてきた
しかしいつまでもネックなのは自分の名前や
上にも書いたが、言えて当たり前のことを言う時ほど吃音がひどくなる
言えて当たり前の最たる例は自分の名前や
言えないなんて普通あり得ない
入学初期の語学系の講義で自己紹介をしまくった時期はマジで大学辞めようかと思ってた 頑張って答えるけど何回も聞き返されて途中から耳をこちらに向けて手を添えてくる
それでも伝わらないと最終的に半ギレの口調で「はい!?」って大きな声で聞き返されるようになる
その後ため息つかれてイライラした感じで「ちゃんと喋ってくれないと伝わらないからさぁ...」みたいに説教まじりな感じで言われる >>49
こ、こ、こ、こ、こってニワトリみたいになりそう >>51
たぶん対面だったらなってる
そういうカッコ付かないのも悲しいところやね >>48
ワイもう社会人やけど、未だにプレゼンとかで声出なくなることあるわ
これって場面緘黙なんかな?
緊張で吃音が悪化しすぎたもんやと思ってたんやけど コンビニでバイトしてたとき怒られすぎて「いらっしゃいませ」が言えなくなった 吃音とか気にしたことないわ
大学の教授がそうだったんかな >>56
周りは自分ほど気にしてないってのは実際あると思う
でもわかっててもダメなんよね >>55
そういうトラウマというか学習性の吃音もあるって言うな
お互い大変やな >>57
本人しかわからん部分よな
まああんま気にすんな わいこういうの見るとうつってまうから気付けんといかんわ 他にも色々あるけど、飽きてきたからこれで終わりや
ちなワイは多少いじられこそすれ、いじめられた事は一度もなかった
そういう意味では周りにかなり恵まれてたと思う
自分にしかわからん辛さがあるもんやけど、もう受け入れて生きていくしかないやね せや、最後にワイが編み出した名乗りの裏技教えたるわ
噛んだふりして後から訂正するんや
自分の名前が内藤とやとすると、
「斎藤です」
「斎藤さんですね、はじめま...」
「あ、すみません、ナニヌネノのナで内藤です」
「失礼しました、内藤さん、宜しくお願いします、xxです」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています