人気の高い店で食事をしたという人物が、「もう二度と行くものですか」という痛烈なレビューをインターネットに書き込んだ。それを読んだ店主がもっともな理由をあげて反論したことを、『The Sun』などイギリスのメディアが伝えている。

■評判の良い店を訪れた客

イギリスのウルヴァーハンプトンに、多くの人に愛される人気の店がある。インターネットのレビュー欄には、店を褒める言葉がズラリ。「スタッフのみなさんは親切だし、料理も美味しかった」「値段も手頃」「本当に楽しめた」という書き込みがとても目立つ。

この店を訪れたローズさんも、料理を注文し食事をスタート。だがそこで腹が立つ出来事があったとして、インターネットに非常に厳しいレビューを書き込んだ。

■1枚の写真をアップ

ローズさんは、まずは黒い髪がついたチキンナゲットの写真をレビュー欄にアップ。「(髪の毛がついていることに気づくまでは)私だって食事を楽しんでいたんです」と書き始めた。

だがナゲットに髪の毛がへばりついていたせいで、ローズさんのせっかくのディナータイムは台無しになってしまったのだという。

■「二度と行くか」

ローズさんは、「これは私の髪ではありません」と断言。そう言い切れる理由として、「私の髪はブロンドなんです」と書き込んだ。これによりすっかり食べる気がしなくなったといい、「もう二度とこの店には行きません」と書いて店を酷評した。

これを読んだ店主は「レビューを書き込んでくださったことに感謝します」と返しつつ、「お子様向けのチキンナゲットミールに満足していただけず、申し訳ありません」と嫌味を炸裂させた。

■店主の反論

店主は「髪がなぜナゲットに付着したのか、こちらでは説明できません」「ウチのシェフは金髪とハゲなんです」とも書き込み、「もしも店で問題を指摘してくださっていたら、作り直してお出しすることもできました」と説明した。

一応謝罪はしたものの、ローズさんの言い分には無理があること、またいきなりひどいレビューを書いたローズさんに腹を立てていることを匂わせた。

「ネットのレビューや口コミを参考にしてお店を選ぶ」という人も増えている今、多くの店ではより良いサービスを目指し努力している。日本では、明らかな嫌がらせや名誉毀損に該当する書き込みが原因で、法的トラブルに発展する可能性もある。

https://sirabee.com/2022/09/10/20162932155/