アメリカが金融危機後の大不況から抜け出せていなかった2011年、
当時のオバマ大統領は一般教書演説でSTEM教育(STEMは科学・技術・工学・数学の頭文字をとったもの)の重要性を訴えた。
以来、アメリカでは芸術・人文科学系学部の卒業生が激減している。

2021年の連邦準備制度理事会による調査では、自分の専攻を後悔している人は人文科学系で最も多く、その割合は卒業生の48%だった。
一方、そうした人が最も少なかったのが工学専攻で、後悔していると答えたのは24%に留まった。

https://courrier.jp/news/archives/300130/