女(本当は魔物)「ねえ、どうしてボクのことを教会に売ったんだい、ねぇ?」拘束された俺「……」
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女(本当は魔物)「ねえ、どうしてボクのことを教会に売ったんだい、ねぇ?」
拘束された俺「……」
女「死んじゃったよ。まだ二歳になったばかりの、ボク達の娘、あいつらに殺されちゃったよ、ねぇ? どうして、こんなことができたんだい…?」
女「ボクが人間じゃないから? 嫌になったの? 人間の子の方がよかったの?」
俺「……」
女「っ! 黙ってないで、答えろよ! 殺してやる、殺してやる……この、最悪の裏切りものが!」ガッ
女「楽に殺さない……ボク達の、ボクの娘がどんな目に遭ったか、君の身体に刻んでやる!」ボロボロ 女「あんなに、愛してたのに! 愛してたのに! 愛してたのに!」ザクッザクッ
俺「が、あがっ! あがぁ!」
女「全部上手く行ってたのに! 幸せだったのに! キミが、全部、壊したんだ!」ザクッザクッ
俺「お、おあ、あぶ……」
女「何考えてるんだよ! まったく理解できない!」
女「はは、あはははは! もう、二度と歩けないねぇ! こんな足になっちゃあさぁ!」
女「怖いかい? 痛いかい?」
女「教会の見世物にされて殺されたあの子の恐怖は、こんなもんじゃない!」
俺「やめて、もう、やめ……」
女「こっ、殺してやる! どこまで馬鹿にしやがって!」ざくっ
俺「がは!」 女「楽には殺さないよ……」
女「臆病なキミが、自ら死を望むまで……いや、そうなったってすぐには殺さない!」
女「あんなに愛してたんだよボクは! キミもそうじゃなかったのか! 答えろよ!」
俺「許してください……」ガタガタ
俺「お願いします、許してください……」ガタガタ
女「……こんな卑劣な男に靡いた、自分が許せないよ」 よっこらしょ。
∧_∧ ミ _ ドスッ
( )┌─┴┴─┐
/ つ. 終 了 |
:/o /´ .└─┬┬─┘
(_(_) ;;、`;。;`| |
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ありがとうございました
もう書き込まないでください 女「両手も折っちゃおうか? なくていいよね、こんなゴミ」スッ
俺「やめで! やめで!」
ゴギゴギゴギゴイ
俺「あああああああああああ!」
女「すごいね、あはは! 初めてみたでしょ? 肉が雑巾みたいになるところ!」
俺「あああああ! ああああああ!」バタバタ
女「動かないでよ。うっかり殺しそうになるし、殺したくなるだろ?」ギュ
俺「いやだあああ! いやだああああ!」
女「次は逆の手だよ。よく見るんだよ、自分はもうどこにも逃げられないし、何かを成すこともできないようになるんだとね!」
ゴギゴギゴギゴギ
俺「ひぎぃぃぃぃああああ!」 女「…………」コロコロ
女「ボクは元々親人派で、人食いは忌避してたんだけど、美味しいね、君の目玉」
俺「…………」ガクガクガクガク
女「もう両手足なくなって、目も見えなくなっちゃったね、よしよし」
女「で、どうしてボクを裏切ったのかな?」
俺「…………」
女「ふー……三日後に来るね。ここには誰も来れないよ」ギィ
俺「ま、待って! 待って!」
女「その間に追っ手に殺されたら、ふふ、君はそこで餓死だね。お似合いの死に様だ。それも悪くないかもしれない」バタン ,:-'"⌒`'-::,,
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__∠_ つ ミ __/ _)__|── ̄| | 三
_/  ̄ ̄ ̄_ _/ | | | | ( 三
// _ __ / ̄ ヽ _ | ⊂⊃| ⊂| 0| (三 三
/)/-(_こ__)-/(__)_/ /__ヽ、 | | |,─、| (三 二
ブロロロロロ・・・ ―一週間後―
女「はぁ、はぁ……ごほっごほっ!」
俺「……」カヒューカヒュー
女「ふふ、危なかった。教会の奴らに見つかってね、あと一歩で死ぬところだった」
女「……よく、生きていてくれたね」ギュッ
俺「!?」
女「……キミの好きな、ボクの特性スープを作ってあげるよ。あり合わせになっちゃうから、ちょっとくらいは多めにみてほしいけどね」
俺「?? ??」
,. 'ニ二ニ、ニニ =、
l|__j|___|;|___|[__)| ブロロロロロ
, '-- 、 - ‐ '';;',:.:l.:l:;::l_ ;´;; ;⌒) ´゙) ;)
,〇;|li{{{iIl|:○r::,.=、、::l,´,:‐、l (,,;;(´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;
i..:.::;i====i:___;.:,jii´i:l_,j_;ji´!」;; ..;;;;(´⌒;(´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;)
.===========l ,j.,.,., lil ,j(;;(⌒;;(´⌒(´ ;;⌒) (::⌒;;;,,,) ;::⌒)
`~´::::::::::::::::::::::`~´:::::::`~´ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 女「美味しいかな?」
俺「…………」コクコク
女「そっか……よかった。ふふ、出会ったばかりの頃を思い出すよ、なんだか」ナデナデ
俺「…………」
女「離れて、殺されかけて思ったときは、もう一度キミに会いたい、それだけだったよ」
女「どうやらボクは、裏切られて殺されて、自分の娘を失っても、それでもキミを想い続けるくらいには、キミのことを愛しているらしい」
俺「お、女……!」ヨロッ
女「……でもボクは、やっぱりキミを許せそうにない。ボクだけならまだしも、娘を殺したのは絶対に許せない。だからボクは教会から逃げながら、キミを連れて介護しながら、拷問し続けようと思う」ハァハァ
俺「!?」 俺「お願いだ! 本当に悪かったと思っている! これには、その、深い事情が……!」
女「ふふふ……そうだ、ボクは、キミに頼られるのがすごく好きだった」
女「風邪を引いて弱っているときや、魔物に襲われたとき」
女「ふとした失敗や浮気で、必死に謝って縋ってくるときも」
女「キミがボクだけのものなんだと実感できて、本当に幸せだったんだ」
俺「あ、ああ……」ガクガク
女「今も、凄く幸せなんだよ。これでもう、キミに裏切られずに済む。キミはもう絶対にボクから逃げられないし、他に縋ることもできない」
女「ずっと、ずぅっと一緒にいようね、〇〇?」
女「落ち着いたら、また二人で子供を作ろうね?」
完 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています