エネルギーから食料まで、あらゆる物品を輸入に頼る日本では円安による物価高が顕在化してきている。
一方、世界各国でもインフレが進行中だ。

「7月にグアムに行くと、ハンバーガーのセットが14ドル(約1860円=8月15日時点のレートで換算)、コンビニで買う500mlのコーラは1.8ドル(約239円=同)に値上がりしていました。
レストランでの食事はモーニングセットが約2000円と、日本の倍くらいの感覚。

現地の人は給料も上がっていますが、日本人は給料が上がらないうえに為替が円安となり、ダブルパンチです。
かつてグアムは『ハワイの半額で行ける』ことが売りでしたが、気軽に行ける観光地ではなくなってしまった。

日銀は、円安が日本の利益になるとの考えに固執し、物価上昇の後の賃金上昇を期待しています。
しかし、安い円で収益が圧迫されている企業は多く、賃上げは広がりそうにない。
経済政策は本来、国民の購買力の向上を目指すべきですが、今の日銀は円安によって購買力を殺いでおり、本末転倒です」


https://news.yahoo.co.jp/articles/1533313d8404d685d667dd61aa04485650dba988