子どもの7%にゲーム依存症の可能性 コロナ禍における小・中・高校生の大規模疫学調査の結果を報告しました

?発表のポイント?
・調査に参加した児童・生徒のうち7%にゲーム依存症の可能性がありました。
・ゲーム依存症の子どもはゲームに費やす時間と金額が多いだけでなく、不登校や情緒や行動の問題、インターネット依存等の様々な問題点が見られました。
・ゲーム依存傾向のある子どもは新型コロナウイルスに対する不安を強く感じる傾向があり、新型コロナウイルス流行後にゲームのプレイ時間やゲームに費やす金額が増えていることがわかりました。
・新型コロナウイルスの大流行が子どもの心理状態に悪影響を及ぼし、ゲーム依存症に悪影響を与えた可能性が示唆されました。
・未だ終わりの見えないコロナ禍において、ゲーム依存症の子ども達に対する特別なサポートが必要とされています。

https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/science/include/file/article/images/2022/09/Research_game_addiction1.jpg