0001風吹けば名無し
2022/08/31(水) 18:04:28.79ID:SHOqy0q30「人々は黒人、なかんずくアフリカ人の見物を好み、百里先からわざわざ足を運び、数日ともに過ごして楽しむほどだった」
20世紀初めに書かれた初期のマンガを読むと、黒人は「高貴な野蛮人」というステレオタイプで描かれることが少なくない。これは当時、西洋で描かれていた黒人の絵に似たものだった。肌は墨の色で塗られ、唇は白く大きく描かれ、顔立ちは誇張された。
「1930年代の子供向けマンガを読むと、世間知らずのアフリカ人という紋切型の表現をしばしば目にすることになります。島田啓三の大ヒットマンガ『冒険ダン吉』(1933~39年)でも、黒人の先住民が暮らす南の島が冒険の舞台になっていたりします」
日本の漫画家がまず読者として想定するのは日本人であり、日本人は民族や人種の多様性の度合いが強いわけではない。そのため、日本の漫画家が人種の問題について議論し合うことはこれまでなかった。加えて、日本はいまも移民の受け入れが世界で最も厳しい国のひとつだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b1344ae0eed24eae971f65226d4ad3cb478b4b7