不登校の子にメタバースの居場所 分身アバターで参加、何もせず過ごしてOK

 教育支援を行う認定NPO法人カタリバ(東京)が本年度、インターネット上の仮想空間「メタバース」を活用した不登校支援を本格化させ、岐阜県大垣市の中学校などが相次いで導入した。子どもたちは分身の「アバター」を操作し、学習プログラムを体験する仕組み。
リアルな対面が苦手な子でも参加しやすい上、全国どこからでも参加できる。
不登校の児童生徒が十九万六千人超(二〇二〇年度)と増える中、注目を集めている。 

 カタリバが運営するのは二次元の画像で表現されたメタバースで、「room-K」と呼ぶ。
建物の中にミーティングルームやオープンスペース、一対一で話せるブースなどを備え、周囲には庭や森、池もある。
開室は平日午前九時~午後三時。毎日、プログラミングや算数・数学、イラスト、工作など数種類のプログラムを用意する。

https://www.chunichi.co.jp/article/535983

メタバース画像は>>2