佐竹敬久知事の比内地鶏を巡る発言が波紋を広げている。
今月の記録的大雨で被害を受けた農家への支援を求められた際に
「(食感が)硬い。値段は(一般の鶏肉の)3倍だが3倍うまいかは分からない」などと発言。
「大雨被害の直後にする発言か」「手間暇かけて比内地鶏を育ててくれている生産者に謝ってほしい」―。
県内の生産者や販売業者、飲食店関係者の間に憤りと困惑が広がる。
秋田を代表するブランド食材のイメージ低下を懸念する声も上がっている。
比内地鶏の処理販売業者「本家比内地鶏」(大館市)の阿部健二専務(38)は、
知事の発言を知った比内地鶏農家から電話を受けた。今月の大雨で数千羽を失った男性農家は涙声だった。

https://www.sakigake.jp/news/article/20220830AK0033/