0001風吹けば名無し
2022/08/28(日) 19:17:28.61ID:hD7mCR1K0ちな経歴
TBS「サンデーモーニング」の新しいコメンテーターに就任。その名が一気に全国区になったのが、平原依文さん(28)だ。
「若い人の意見を届けたいと思っているんです。若者だって、ちゃんといろんなことを考えていますよ、とお伝えしたくて」
2019年に設立した会社「WORLD ROAD」の共同代表を務める。「地球をひとつの学校にする」をミッションに、企業や自治体に対してSDGsのコンサルティングを行ったりして、教育機関、小中高大学で授業を行っている。世界中の社会起業家を、日本の子どもたちとオンラインでつなぐことも。
「学校をつくることが夢なんです。しかも、年齢、世代、国籍、あらゆる境界線を溶かし、みんなが先生、生徒になれるような学校をつくりたいんです」
ユニークな経歴を持つ。小2のとき、同じクラスにいた中国人の女の子との出会いをきっかけに、中国に留学した。驚かされるのは、小学生が自ら希望し、たった一人で全寮制の学校に入ったことだ。12歳からはカナダに移り、16歳でメキシコ留学も経験した。
「教育が人を苦しめることもあれば、豊かにすることもある。その2つの局面を留学したときに実感しました」
歴史をめぐって対立がある中国では、先生から新しい世代で新たな歴史を作ってほしい、と言われた。カナダでは、同級生たちが集まって、将来について真剣に議論していた。しかも、既存のレールにとらわれることなく、まったく自由に。
「日本の幼なじみは、いつ会っても受験に追い立てられていました。教育の主軸が自分ではなく、どの学校に行くか、や、どの会社に入るか、になってしまっていたんです。自分が社会を豊かにできる、という考え方を、もっと日本に届けたいと思うようになりました」
その後、日本に帰国して大学へ。コンサルティング会社を経験してから起業しようとインターンとして働き、内定も得ていた。そんなとき、医療業界で働いていた父ががんで余命宣告を受ける。最後まで誇りを持って生きた父を見て、同じ道に進むことを決め、世界最大級のヘルスケアカンパニー、ジョンソン・エンド・ジョンソンに入社。デジタルマーケティングの仕事に従事した。
「とても大好きで、素晴らしい会社でした。だからこそこのままでは自分の夢を忘れて、ずっとこの会社にいてしまいそうだったんです」
何のプランもなく退職した。そんなときに声をかけてくれたのが、元グーグルのピョードル・グジバチさんだった。大学在学中にスペイン留学を決め、スペインバルでアルバイトをしていたとき、常連客だったのが彼。ちょうど起業してプロノイアグループを設立するタイミングで、手伝わないかと誘われた。