タクシー運転手の対応に因縁をつけ、車内のアクリル板を投げつける暴行を加えて乗車料金を踏み倒したとして、46歳のタクシー運転手の男が逮捕されました。

逮捕されたのは、名古屋市中区上前津のタクシー運転手・高橋大輔容疑者(46)です。警察によりますと、高橋容疑者は今年5月、客として乗車したタクシーが道を間違えたことに因縁をつけ、車内のアクリル板を無理やり外して、男性運転手(41)に投げつけました。

さらに「俺は金を払わんぞ」などと怒鳴り、タクシーを蹴って乗車料金2170円を支払わずに逃げた強盗の疑いが持たれています。

男性運転手(41)にケガはありませんでした。調べに対し、高橋容疑者は「運転手の対応があまりに悪いと思い腹がたった」などと供述していますが、「えっショック酒をだいぶ飲んでいて、金を払ったかは覚えていない」と容疑を一部否認しています。