「週刊文春」が報じたのは、岸田首相の後援会長が、統一教会の関連団体で議長を務めていた問題。首相はこれまで「私個人は教団と関係はない」としていた。

岸田首相もオンラインでの記者団の取材で、中山氏に「(日韓トンネル推進熊本県民会議が)旧統一教会に関連しているという認識がなかった。すでにやめられたと聞いている」と説明した。また、「私自身は知る限り、旧統一教会との関係はありません」と改めて統一教会と関係を否定した。

 ただ、「週刊文春」の取材では、地元広島で選対責任者を務める県議や、強力に推して広島県から国会議員に当選させ岸田派入りさせた前県議も、統一教会の関係団体と親密な関係があることがわかっている。統一教会と関係の深い人物が、後援会長や選対責任者など岸田氏の政治活動を支える中枢幹部だったことが判明したことで、今後、統一教会問題にどのような対応をとるのか、注目される。

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