0001風吹けば名無し
2022/08/22(月) 14:53:29.77ID:LlK3yt0w0日本コンテンツのガラパゴス化とは何か。
それは、コンテンツが日本向けに特化しすぎているあまり、海外ファンの消費行動を妨げ、競争に負けてしまうという意味だ。
日本に住むわれわれには当たり前すぎて意識することもないが、日本のコンテンツは日本的価値観、生活習慣、思想がふんだんに盛り込まれている。例えば、主人公が学生のアニメでよく登場する「部活」や「制服」といった要素がこれに当たる。
『ニンジャスレイヤー』(アメリカ・Bradley Bond&Philip NinJ@ Morzez)や『RWBY』(アメリカ・ルースター・ティース・プロダクション)、あるいは『原神』(中国・mihoYo)、『アズールレーン』(中国・上海蛮啾&厦門勇仕)などが海外産の「日本風コンテンツ」の代表例といえる。
これらの日本風コンテンツでは、日本アニメを意識したイラストが採用され、それに合った日本人声優が起用されるのが一般的で、より力を入れたものでは日本人作曲家などを招いたりしている。これらはもはや「純日本」コンテンツと遜色ないところまで来ていると言える。
海外においても「日本風コンテンツとは何か」が十分に広まった現在、日本人から人気を博した「純日本コンテンツ」を待って自国仕様に翻訳、改造する必要はもはやなく、ウケる要素を盛り込んだ「日本風」コンテンツを自作した方が、時間もかからず権利関係も一目瞭然だというわけだ。
このままの状態が続けば、近い将来において純正の日本コンテンツが見向きもされなくなる可能性は十分にある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/899f43567f822a40bc4fa6b1d9049514e7c59cd2