トルーマン大統領「ヒロヒトを殺すか、生かすかどうしよう…」
殺せ派「大統領!ヒロヒトは日帝の独裁者であり、この悲惨な戦争を主導したヒトラーと並ぶ戦犯です!殺して当然です!」
トルーマン大統領「そうだよなぁ…」

生かせ派「いえ、このはあえて生かしましょう。今後我が国はソ連を中心とした社会主義陣営と覇権をめぐって戦うことになります。その際に、日本を我が国の側に置くには天皇を利用するのがいいでしょう。あの国の国民は天皇の言うこと、選ぶことに疑問を持ちません。我が国がヒロヒトを操るのです」
トルーマン大統領「ええやん!」

マッカーサー「天皇の話はこうだった。『私は、戦争を遂行するにあたって日本国民が政治、軍事両面で行なったすべての決定と行動に対して、責任を負うべき唯一人の者です。あなたが代表する連合国の裁定に、私自身を委ねるためにここに来ました』 ――大きな感動が私をゆさぶった。死をともなう責任、それも私の知る限り、明らかに天皇に帰すべきでない責任を、進んで引き受けようとする態度に私は激しい感動をおぼえた。私は、すぐ前にいる天皇が、一人の人間としても日本で最高の紳士であると思った」