知人になりすまして、新型コロナウイルスの緊急貸付金を不正に受給した疑いで、34歳の女が逮捕された。

無職の高橋実希容疑者(34)は、2021年10月から2022年1月にかけて、知人女性になりすまして、新型コロナの緊急貸付金制度を、4回にわたって不正に利用し、あわせて65万円をだまし取った疑いが持たれている。

高橋容疑者は、「何のことかわかりません」と、容疑を否認しているという。

また警視庁によると、高橋容疑者は、この知人女性を含め、男女5人になりすまし、自宅住所に5人の住民票を移したとして、これまでに4回逮捕されている。

その際、「わたしの中のもう1人の自分がやった」と、容疑を否認していた。