見るハラは、14日放送の情報番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)でも取り上げられ、出演者たちがトークを展開。歌手の大黒摩季は「見られているうちが花だけどね」と言いつつ、「男の子に何とも思われなくていいなら丸首を着てきなさいよって。『あんたに見せるためじゃないのよ』っていうけど、(見てほしいと)思ってない人に見られるから気持ち悪いと言っているだけ」と持論を述べた。

 見るハラに対して、逆に女性が露出の多い服を着ることで、男性の方が見たくないのに見せられているという「見せハラ」の主張もある。横粂氏は「へそ出しや谷間レベルなら犯罪ではない。一線を越えて上半身や下半身の露出となると公然わいせつ罪があります」と解説した。

 軽犯罪法の第1条20号にも公衆の面前で「しり、ももその他身体の一部をみだりに露出した者」も犯罪に問われるとある。

「貝殻の水着やヒモ状の水着、下着の露出が該当するかもしれません。ただ、サンバカーニバルのような機会なら露出のある衣装を着ても許容範囲内でしょう。何もないのに街中で包み隠さずいると軽犯罪法違反になりうる」。ビーチなど、露出が多いことが自然な場所もOKだろう。

 とはいえジロジロ見るのは褒められた行為ではないだけに、目の保養もほどほどにしておくべきだろう。