─お二人はVtuberを見たことがありますか?
ひろゆき「僕は見てない笑。必要ないです」
ホリエモン「俺は見たことあるけど、まぁこんなに流行るほどのもんじゃないかなぁって感じ。騒ぎすぎ」
─つまり、つまらなかった?
ホリエモン「いやそれも違う。俺さ、Vtuberに限らずだけど『これ、見たけどつまらない』『見たけど大したことなかった』って言うやつスゲーバカだと思ってるから」
ひろゆき「はいはい」

ホリエモン「なんでかって言うと、マジョリティー、つまり大衆がエンタメとして評価してるものって何かしら秀でた魅力があるわけ。
で、それを感じるためにはクリエイター側じゃなくて受け手側に『ある程度の素養、教養』が必要なんだよ」
ひろゆき「んーなるほど」

ホリエモン「例えば恋愛作品を女性は楽しめるけど『こんなのつまんねーよ!』ってバカにする男は多い。
これ、なんでかというと女は恋愛話が周りにある環境や共感性に長けてたりして、恋愛ジャンルへの素養、教養の下地がある。
だから恋愛作品を読み解いて楽しめるわけ。このジャンルへの基礎読解力が高いんだよ。

で、逆に楽しめない男は理論的で恋愛経験も乏しく、作品に共感する素養や教養がない。
つまり『これつまんない』って言葉は自分は恋愛について無知で経験0ですって自己紹介してるのと同じ」
ひろゆき「それはすごい」

ホリエモン「Vtuberの中にあるのは友情だったりみんなで集まって遊ぶのは楽しいという感情でしょ?ほとんどそういう感じ。
これって受け手は普段から友達と遊んでる経験みたいなものが素養、教養になる。
だからVtuberって根暗なひねくれ者より、友達と一緒にワイワイ遊ぶような明るい人達に受けてるでしょ。