疾病利得について

**風吹けば名無し** · 2022/08/16(火) 10:57:39.02

実は心の病になることによって、少し得をしていることもあるのにお気づきでしょうか？　「そんな馬鹿な！こんなに苦しんでいるのに」というお叱りの声が跳ね返ってきそうですね。
ストレスが限界にきたとき、うつや不安による身体のいろいろな症状が出ます。
そのために仕事や家事ができなくなり休むことになります。これは苦しいことですが、結果として、ストレスのあった職場や家庭から離れることができて、ほんの少し楽になることができるのです。

**風吹けば名無し** · 2022/08/16(火) 10:58:39.54

疾病利得は悪いことではありません。ストレスから離れて休養することは必要なことです。偶然得た疾病利得も当然あってしかるべきです。
しかし、疾病利得が治療上問題になることもあります。数少ない患者さんの中には、多くの疾病利得を手に入れてしまっている人がおられます。
病気をしたことで、周囲の人が心配し、凄く気を使ってくれる。周囲の人は腫れ物を扱うように接するようになります。結果として、病者は思いどうりに周囲の人を動かすことができているので、病気は容易には治らなくなります。
この状態では、何かあると病者は水戸黄門の印籠のように「きついから出来ない」、更には「私は病気よ」と病気を道具にしていることが見え隠れします。周囲の人は病者に振り回され、疲れ果て、病者への同情は苛立ちに変わっていきます。
このような疾病利得を多く獲得し、それに安住している病者は、病気で居ることがやめられなくなります。勿論、病気になっている本人は「長く治らない」と認識し悩んでいて、病気で得をしているとは自覚していません（無意識）。
疾病利得の多い病者の治療は、この疾病利得を自覚していただく作業なので、治療に長い時間が必要で、面接治療者も大変苦労するところです。

**風吹けば名無し** · 2022/08/16(火) 11:00:30.57

なんJ民に沢山居そう

**風吹けば名無し** · 2022/08/16(火) 11:02:22.00

病気を免罪符にしてるからいつまでも治らんのや