書くで

ここは古代中国の山中にある寺院
優れた学舎であり、また現代の少年院としての役割も持つ
主人公は元盗賊の少年 とんでもない腕力で人を吹き飛ばすことで恐れられていたが、寺院に入れられてからは毎日修行をサボることばかり考える問題児
少年は書庫に隠れてサボるのが日課だったが、そこで寺院一の秀才とされる少女と出会う
少女は学徒として寺院にいる薬学のスペシャリストで日々研究していたが、山中は危険なためどれも理論だけで実際の薬草を触ったことはなかった
少年は桁外れの身のこなしで少女を山に連れ出し、本物も薬草に触れさせる 二人は仲良くなり、頻繁に寺院を抜け出すようになる
ある日、少女はひとつの薬品を完成させた
山でその実験を成功させると、寺院の僧侶達から狙われるようになる
その薬品とは黒色火薬
二人はお尋ね者となり、僧侶から逃げて中国を旅することになる