ONE PIECE』の3倍!『ドラゴンボール』の“売上高”に感嘆「化け物すぎ」

1984年に『週刊少年ジャンプ』で連載され、今にいたるまで長く愛されている『ドラゴンボール』。先月『株式会社バンダイナムコホールディングス』が発表した決算書でも、売上高で他を圧倒しており、コンテンツとしての寿命の長さに驚きを禁じ得ない。

「バンナムHD」が公開している『2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)』の補足資料で、『IP別売上高(グループ全体)』の項目を見てみると、『ドラゴンボール』の2022年3月上半期の売上高実績は612億円。『ONE PIECE』(216億円)の約3倍、『NARUTO -ナルト-』(117億円)の約5.5倍もの売上高を記録している。

これまで「バンナムHD」は、『ドラゴンボール』シリーズの家庭用ゲームやカード、フィギュアなど、数多くの関連商品を展開してきた。2018年に発売された『ドラゴンボール ファイターズ』は根強い人気があり、全世界累計出荷本数700万本を突破するほどのタイトルに。その他スマートフォン向けゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』や、昨年発売された『ドラゴンボール Z KAKAROT』など、「ドラゴンボール」シリーズのゲームはほとんどバンナムグループが抱えている印象だ。

つねに売上のトップに君臨し続ける「ドラゴンボール」

変わらない「ドラゴンボール」のコンテンツとしての強さに、ネット上では、《毎年決算の表見て思うんだけどドラゴンボールは化物過ぎない?》《ほぼドラゴンボール一本でゲーム事業の収益抜いてるんだな》《ドラゴンボールは相変わらずすげえな》といった声が。来年は映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の公開が予定されているため、ゲームの売上にもさらに追い風が吹きそうだ。

ちなみに「バンナムHD」の「ドラゴンボール」シリーズ一強体制は、今に始まったことではない。たとえば2017年3月期第3四半期の決算を見ても、3Q累計実績で396億円の売上を記録しており、他のIPを抑えてトップに。当時も「ONE PIECE」の売上高232億円にダブルスコアをつけて上回り、ネット上では《ドラゴンボール凄すぎる…》と話題になっていたが、まさか失速するどころかさらに差を付けてしまうとは…。

令和の時代になった今でも、稼げるコンテンツとして君臨し続ける「ドラゴンボール」シリーズ。この作品がオワコンになる日は、果たしてやってくるのだろうか。

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