弁護士を対象に、裁判官が裁判中に寝るのを見たことがあるか調査したところ、「かなり見かける」1.5%、「時々見かける」40.5%でした。
中には「1時間以上眠っていた」「いびきをかいていた」などの強者もいたといいます。

「退屈な尋問をしてしまう方が問題ではないか、と思ってしまう」などと述べる人もいます。「寝るようなつまらない訴訟活動をする方が悪いので、寝た方を処罰するというのはおかしい。寝られた方こそ猛省すべきである」との意見もありました。

こうした裁判官の居眠りの是非について、66%が「どんな状況でも許せない」と回答しているものの、実際に抗議した人は5%にとどまります。「裁判官と対立したくないので、黙っている」などと苦しい胸の内が透けて見えてきます。