自然科学系の学術論文のうち、注目度が最も高い上位1%の論文数で、中国が米国を抜き世界1位になったことが9日、文部科学省科学技術・学術政策研究所が公表した報告書「科学技術指標」で明らかになった。

日本は全論文数が5位、上位10%が12位、上位1%が10位で、昨年(17〜19年の平均)よりいずれも順位を下げ、低落傾向が続いている。

 一方、2カ国以上への特許出願数(15〜17年の平均)では日本が世界1位を維持。ただ、中国がシェアを伸ばす中、情報通信技術や電気工学分野で日本のシェアが縮小しているという。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/58212293aa81c3351e12e5399f73c6c7047948da